Pick Up Creator めっちん <3Dモデラー>
弊社の3D制作において、中核を担うクリエイター「めっちん」さんに、今回CGWORLD誌から特集ページ執筆の依頼を受けた経緯と、特集のために制作した3Dモデル・3Dペイントの作業などの制作秘話、そして今後目指しているクリエイターとしての展望を聞きました。
Q:「CGWORLD」誌からオファーを受けた経緯は?
A:個人のTwitterでSubstance Painterを使った作品やペイントテクニックなどを趣味として載せていたところ、CGWORLD編集部さんから3Dペイント特集をするので記載してみないか?という打診がありました。
二つ返事でお受けしたいと思いましたが、SHADEに所属してる立場でもあり、特集のための作品を制作するのにある程度の時間が必要でしたので、まずは代表に相談させて頂きました。代表からは「是非やりましょう!」という温かい言葉を頂きましたので、個人ではなくSHADEのスタッフとして正式に特集記事の執筆及び制作をお引き受け致しました。

Q:今回制作した3Dモデル、3Dペイントについて聞かせてください。
A:技術的にNPR(ノンフォトリアリスティックレンダリング)をベースに今まで作成していたのですが、ハイクオリティな質感や表現方法を模索していて、コストとクオリティを両立する方法を試行錯誤していました。
そこで比較的に作成容易なローモデルとリアルシェーダーで定評のあるPBR(フィジカルベースドレンダリング)を組み合わせて、より高いクオリティと量産性が出来るのでは?と考察しながら作成していきました。
それらをTwitterで公開しつつ、業務でも活用できる方法を模索していき、お陰様でその方法が仕事の
ワークフローにも組み込むことが出来ましたね。

人の心を揺さぶる物を作る。
それがデザイナーの本分だと思ってます───

Q:「めっちん」さんがクリエイターとして目指してることは何ですか?
A:職業的に言えば”テクニカルアーティスト”でしょうか。自分は3Dモデラーですが、それに関わらず新しいCG技術や表現は好きなので、出来る限り技術系に関わって行きたいと思っています。
Q:3Dクリエイターを目指している人へ「めっちん」さんからメッセージをお願いします。
A:技術を学んで、周りの常識に囚われない視点を持って欲しい。そして人の心を揺さぶる物を作る。それがデザイナーの本分だと思ってます。CGを活用していく現場は増えているので、新しい技術に対するスキルや、そして芸術的な感性を兼ね備えた人材はとても重要になります。
同じ業界に加わることを楽しみに待っています!
ArtStation
CGWORLD
